医業承継(病院編)
病院経営戦略の選択肢として検討すべき医業承継

このようなお悩み・ご要望をお持ちではないでしょうか?

  • 病院事業の拡⼤のため、他病院の承継を検討したい
  • 病院の建て替えを検討しているが、建て替えを機に規模拡⼤、機能拡充を図りたい
  • クリニックを運営してきたが、患者ニーズに応えるため、病床機能を有する病院に転換したい
  • 現在、異業種の事業を運営しているが、新規事業として病院事業を⼿掛けたい
  • 病院事業の医業承継を考えたいが、誰に相談してよいかわからない

それらのお悩み、医業承継(第三者承継)によって解決できるかもしれません

医業承継(第三者承継)のメリット

01

⾏政許認可の承継

病院事業は規制業種です。許可病床の規制があるなかで、⾏政から新規病床の割り当てを受け、病院の新規開設、あるいは、既存病院事業の拡⼤を図ることは、⾏政許認可上のハードルがあります。医業承継のストラクチャーによっては、⾏政許認可を承継することで、容易に病院事業の新規参⼊、事業拡⼤を実現できる可能性があります。

02

経営基盤の確保

病院事業は、労働集約的装置産業です。病院事業を開始するためには、医療従事者等のヒト、病院建物、医療機器等のモノ、運転資⾦のカネ、それぞれ確保しなければなりません。すでに事業として成⽴している病院の医業承継により、それら確保にかかる初期投資負担を抑えることができます。

03

経営データの蓄積

病院事業の成否は、連携先、競合先の医療機関との関係性のなかで、地域でどのようなポジショニングを確⽴するかに⼤きく依存しています。医業承継では、不確実なマーケティングデータではなく、地域の医療連携体制等による過去の実績データを参考にできるため、承継した後の収⽀をより具体的に考えることができます。

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加速する病院の淘汰・統合・再編の流れ

我が国の病院は、機能、規模の類似する中⼩病院の乱⽴という供給側の構造的な問題を抱え、医療資源の分散、同質競争による消耗戦により、多くの病院が厳しい経営状態に置かれています。さらに、財政事情による医療費抑制政策や⽣産可能⼈⼝の急速な減少による働き⼿不⾜、医師の働き⽅改⾰への対応といった事業環境の変化は、さらに病院経営を難しいものにしています。

もともと厳しい事業環境にあった病院ですが、新型コロナウイルスによる受診控えや感染者受⼊による病棟機能の制限等により、実態としての業況は悪化傾向にあります。新型コロナウイルス関連の補助⾦・助成⾦や政府系⾦融機関による制度融資を受け、病院経営を維持できている病院も多く存在しますが、我が国の財政事情を考えると持続可能な⽀援措置ではないことを認識しなければなりません。

厳しい事業環境を背景とした従前からの病院の淘汰・統合・再編の流れは、新型コロナウイルスによる事業環境の悪化、制度融資による債務の急増によって、今後加速するものと予想されます。⾜下、統合・再編の動きに出遅れることを懸念する病院経営者や取引⾦融機関からの問い合わせ、相談が増えています。

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病院の医業承継に求められる特有論点への対応⼒

規制業種である病院は、事業体として⼀般事業会社にない様々な特性を有しています。取引の双⽅あるいは起⽤するアドバイザーが病院の医業承継にかかる特有論点に不慣れなことによる失敗事例も多数あります。

病院を医業承継するにあたって、最も気を付けなければならないのは、仮に医業承継後の経営がうまくいかなかったとしても、地域医療への影響も考えると簡単に撤退できないということです。医業承継を⾏う場合は、外部環境、内部環境も踏まえた対象病院の事業性を適切に評価し、蓋然性の⾼い事業計画に基づいて、無理のない価格にて承継元と交渉する必要があります。

また、仲介業者、アドバイザーが病院事業の知⾒に乏しいことで、クロージング後に診療報酬の不正請求または過誤請求による多額の返還⾦債務を抱えることになった事例や病院建物特有の論点を理解せず、瑕疵を事前に検出できなかったことで多額の改修費⽤が⽣じた事例もあります。医業承継にあたっては、病院事業特有の論点を深く理解した上で、デューディリジェンスに臨むことはもちろん、各種リスクを踏まえた承継元との契約交渉が重要です。

医業承継を成功させるためには、医業承継ストラクチャー等のテクニカルな論点に対応できることはもちろん、病院事業そのものに深い造詣を有している仲介業者、アドバイザーの選定が極めて重要です。

主な課題

  • 病院数増加に伴う管理負担増
  • 撤退の困難性
  • 最適な医業承継ストラクチャーの選択
  • クロージング後の簿外債務、建物不適格事項の検出等
要因 具体例
病院特有論点の⾒落とし
  •  施設基準への知識不⾜から、診療報酬の不正請求または過誤請求を事前に検出できず、クロージング後の適時調査で多額の返還⾦債務が発⽣した
  •  病院建物特有の規制を理解しておらず、建物上の瑕疵を事前に検出できず、法令順守のために多額の改修費⽤が⽣じた
⾒通しの⽢さ
  •  医業承継したものの、計画通り経営改善できず撤退したいが、地域的に次の承継先が⾒つからない
  •  承継先が⾒つからず、閉院を検討したいが、地元医師会や⾏政と軋轢が⽣じ、法⼈全体のレピュテーション悪化を招いた
  •  ⽢い想定に基づいて⾼い価格で承継したため、次の承継先との価格⽬線が折り合わない
⾏政許認可を含む医業承継の知識、経験不⾜
  •  対象地域における医療⾏政の知⾒なく、必要な時期に必要な許認可を得られず、無⽤な時間的コストを要した
  •  社員⼊退社⽅式、事業譲渡、法⼈分割等、医業承継のストラクチャーへの実務上の理解不⾜から、売り側の主導で不利なストラクチャーを強いられた
地域医療提供体制への配慮不⾜
  •  医師派遣を受けている⼤学医局への説明が後⼿に回り、医局との関係が急速に悪化した
  •  説明不⾜から地域医療構想に基づく取り組みへの配慮を⽋き、周辺病院との関係が悪化したことで承継後に地域連携に⽀障を来たした

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医業承継(第三者承継)でM&Aプラスが選ばれる3つの理由

01

信頼性

M&Aプラスは、⾦融機関・会計事務所・コンサルティング会社などプロフェッショナル向けのクローズドなM&Aマッチングプラットフォームであり、⼊会時に完全審査制を導⼊し、信頼できる全国ネットワークを構築しています。特に医業承継(第三者承継)の情報は、機密性が⾼く、情報漏洩のリスクを考えると限られたネットワーク内で管理することが求められます。

02

専門性

医業承継(第三者承継)において病院・クリニック特有の課題があり、⾏政⼿続きなどを含めて⾼い専⾨性が求めらます。M&Aプラスでは、医療分野における専⾨ノウハウを持つ会計事務所・コンサルティング会社に多数く⼊会いただており、国内屈指の医業承継ネットワークを有しています。

03

公平性

M&Aプラスでは、医業承継(第三者承継)の内容に応じて、公平な⽴場でご紹介する専⾨家を選定し、実際に複数の専⾨家との⾯談や対話を通じて、ご⾃⾝にあった専⾨家を選んでいただきます。

デロイト トーマツが運営するM&Aプラスで培った
信頼のネットワークで医業承継(第三者承継)をサポート

監査法⼈トーマツを⺟体とするデロイト トーマツが運営するM&Aプラスは、⾦融機関・会計事務所・コンサルティング会社などプロフェッショナル向けのクローズドなM&Aマッチングプラットフォームであり、⼊会時に完全審査制を導⼊し、信頼できる全国ネットワークを構築しています。そのなかでも、医療分野を得意とする会計事務所・コンサルティング会社に多数く⼊会いただており、国内屈指の医業承継ネットワークを有しています。

株式会社などは会社法に準拠しておりますが、病院・クリニックは医療法に準拠しているため、医業承継においては⾏政⼿続きを含む専⾨性が求められます。つまり、株式会社などの事業会社の実績がある専⾨家だからと⾔えども、医業承継に精通していない場合も多々あります。M&Aプラスでは、そのようなミスマッチをなくすべく、医業承継の内容(地域・規模など)に応じて適切な専⾨家をご紹介し、医業承継をサポートしています。

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病院譲受のご相談

医業承継の流れ

01お問い合わせ

「病院・クリニック譲受のご相談」のフォームより、ご相談内容をご記入ください。

  •  M&Aプラス事務局
会員申請・案件登録

02無料相談&M&Aプラス登録

後⽇、医業承継(第三者承継)のご相談内容・ご要望をお聴きするため、M&Aプラス事務局より連絡させていただきます。また、無料相談後にM&Aプラスの会員登録(無料)をいただきます。

  •  M&Aプラス事務局
担当FAの選定

03専門家の選定

多くの専門家から、ご自身にあった専門家を自由にお選びいただけます。

  •  M&Aプラス事務局
  •  医業承継専⾨家
取引を検討する案件の選定

04専門家との契約

複数の専⾨家より案内された譲渡側のノンネームシート(特定されない程度の概要が記載された資料)をもとに検討し、初期的興味があれば、守秘義務契約を締結して具体的に検討を進めます。その際、専⾨家とFA(ファイナンシャルアドバイザイー)契約などを締結します。

  •  医業承継専⾨家
NDA、FA契約締結

05譲渡側との⾯談・交渉

譲渡側からの具体的な情報を開⽰してもらい、譲渡側・譲受側との⾯談や条件交渉が⾏われます。双⽅の条件⾯をすり合わせて、基本合意契約を締結します。

  •  医業承継専⾨家
最終契約締結の報告

06譲渡側との契約&クロージング

最終的に双⽅条件⾯が合意したら、最終契約書を締結します。その後、クロージングにおていは、譲渡側は病院を引き渡し、譲受側は譲渡代⾦を⽀払います。

  •  医業承継専⾨家
NDA、FA契約締結

まずは、
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